あしたのジョーの隠れ名シーン

あしたのジョーの隠れ名シーン


東洋太平洋チャンピオン・金竜飛との試合が隠れた見所であることは、あまり知られていません。

『あしたのジョー』と言えば、力石徹との対決が見所となっていますが、ファンの間では『金竜飛戦の方が』という人も少なくない。

金竜飛戦は、アニメ版では『あしたのジョー2』に収録されています。

金竜飛との試合の見所は、ジョーが減量苦と戦って死んだ力石のために立ち上がるシーン。

ジョーは、試合を始める前から金竜飛に勝てる気がしなかった。

金竜飛の朝鮮戦争での壮絶な体験と『減量苦なんて腹いっぱい食べてきたボクサーの贅沢な悩みなのさ』と吐き捨てるセリフを前に、精神力・技術力の両方で圧倒的な壁を感じてしまったから。

ひたすら殴られ、ダウンを重ねるジョーですが、どうしても負けてはいけない意識が働き、何度も立ち上がる。

なぜ立ち上がるのか?という理由をジョー自身も知り得なかったのですが、次第にその理由が分かるようになる。

自から減量苦という地獄に立ち向かって死んだ力石のためである、と。

そして名セリフが放たれます

『お前は食わなかったんじゃない。食えなかっただけだ!』

『俺は自分から地獄に向かって死んでいった力石のためにも負けるわけにはいかないんだ!』

苦しみから逃げ続けた金竜飛に負けては、減量苦と戦った力石に申し訳がないと、それがジョーを立ち上がらせる理由だったのです。

このシーンは、文面を読むよりも、実際に観ていただけると実感できると思います。

まさに『あしたのジョー』の隠れた名シーンにふさわしい。

終生忘れられないワンシーンになること間違いありません。


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明日の二人
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五島 樹

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五島 樹

五島 樹

Webライター
WEBライターをしながら小説を書いている五島樹(ごしまいつき)です。 閲覧された方々、どうかよろしくお願い致します。 五島と書いて”ごしま”と呼びます。”ごとう”と呼ばれたり、『五島列島出身?』とよく思われますが、 生まれは大分県の日田市という小さな町です。 先祖は村上水軍に関わっていたみたいです。 このホームページでは、映画、小説、写真、歴史、心のあり方などを中心に書いていきます。 また、昨年の8月に『明日の二人』という青春小説を出版しました。 ご興味のある方は、是非読んでみてください。 ↓↓↓↓↓ Amazon 『明日の二人』 http://www.amazon.co.jp/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%BA%8C%E4%BA%BA-%E4%BA%94%E5%B3%B6-%E6%A8%B9/dp/4286153215

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